大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

心優しき頼れる右腕 #17

2019/07/10(水) 明治神宮野球場
ベイスターズ 2-7 スワローズ


勝 近藤一樹 3勝1敗
負 国吉佑樹 4勝3敗


プロ野球の前半戦公式戦が終了。


82試合39勝41敗2引き分け。


最大11の借金を抱え最下位にあえいだ序盤戦を思えば、健闘したと言える。


もっと勝てたはずだ、という見方も出来る。


3000席のウイング席が増設された横浜スタジアムに、そしてビジター各地の球場に、熱き星たちが集い、ドラマをは繰り広げられた。


その前半戦の最大の功労者の一人は、この日6回裏に登板してスワローズのクリーンナップを3者凡退に抑えた背番号17だろう。


82試合中39試合登板。
投球回42イニング1/3。
3勝3敗11ホールド。
奪三振36。
防御率3.83。


勝っていても、負けていても、同点でも。


回またぎのリリーフに何度も何度も挑んできた。


昨年までのブルペンリーダーにして法政大学の先輩でもある三上朋也は、右肘クリーニング手術のため戦列を離れている。


木塚敦志コーチの指導のもと、彼は新たなブルペンの柱として、今シーズンも身体を張ってチームを支えてきた。


その奮闘に仲間たちが応える。


やはり法政大学の後輩である石田健大も貴重な左のリリーバーとして大活躍をした。


開幕投手を経験し、先にリリーフとして活躍した彼のアドバイスが石田を再生させる。


リリーフでの快投から、石田は後半戦は先発ローテーションの一員に復帰することが濃厚となった。


本格的にリリーフに転向した昨シーズン、は60試合に登板し7勝2敗15ホールド。


「久々に給料が上がった。奥さんと子どもに少しぜいたくさせたい」


心優しき頼れる右腕だ。


「自分も先発をやっていたので、若い投手が早い回で降板したときに『なんとかしたい』と思って投げた。自分も迷惑をかけてきた人間なんで、少しでもカバーしたかった」


「あぐらをかいていると、痛い目に遭う。継続してやっていきたい」


昨シーズン末の決意を、それ以上に実践で結果を出し続けている。


本当に、本当に、凄いことだ。


ともあれ、これから短いオールスターブレイクに突入する。


秋の栄冠を目指しての後半戦まで英気を養った後は、更なる活躍の舞台が待っている。


21年ぶりの栄冠目指して、戦いは続く。


ハマのエースナンバー17は、右腕を振り抜き続ける。


たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ


横浜DeNAベイスターズ。
背番号17。
三嶋一輝。


AUDACITY
どんな時も堂々と、自分らしく。


Go Beyond the Limit.