大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

菊作り 菊見るときは 陰の人 #33

2019/08/24(土) 東京ドーム
ベイスターズ 6-8x ジャイアンツ
(延長11回)
勝 田口麗斗 1勝3敗1S
負 エドウィン・エスコバー 3勝4敗


2019/08/25(日) 東京ドーム
ベイスターズ 3-0 ジャイアンツ
勝 今永昇太 12勝5敗
S 山﨑康晃 3勝2敗26S
負 山口俊 12勝3敗


勝利まであと1球だった。
「小さな大魔神」山﨑康晃はそれでも同点で凌ぎ、延長戦に持ち込ませた。


だが、豪腕サウスポー エドウィン・エスコバーが、2イニング目に力尽きた。


左右のリリーフエースが打ち砕かれて、ジャイアンツにマジックが点灯。


「前を向いていくしかない」


ハマの守護神はリベンジを誓う。


そしてその舞台は翌日にやってきた。


投手四冠を争うベイスターズ今永昇太と、ジャイアンツ山口俊の投手戦。


先週の完封劇に続く熱投で、エースは試合を創り上げる。


7回裏には、前夜サヨナラホームランの石川慎吾を。


9回裏には、同じく同点タイムリーを浴びた坂本勇人に、それぞれリベンジ。


左右のリリーフエースにその舞台を創ったのは、背番号33の鮮やかな2本のタイムリーヒットだった。


「横浜出身の天才打者」


ジャイアンツサイドも高く評価する好打者。


走攻守に優れ、心技体も充実。


同級生の今永昇太の熱投に、熱く応える見事なタイムリーだった。


そしてヒーローインタビューには凛々しく逞しい背番号33の姿。


「僕たちはたくさんの人たちに支えられてプレーが出来ている。その方々に恩返しが出来るようにしたい」


「菊作り 菊見る時は 陰の人」(吉川英治)


昭和の大文豪を思い起こさせる謙虚な言葉に、ファンは痺れる。


「逆転優勝を、まだまだ諦めていません!」


そして力強い決意に、熱き星たちの大歓声が応える。


首位ジャイアンツに勝ち越しているのは、ベイスターズだけだ。


これからが本当の勝負。


乾坤一擲の闘いを見逃すな!


Oh 横浜の誇り 胸に抱いて
道を切り開け ニコ


走れ! 飛ばせ! 乙坂智!


横浜DeNAベイスターズ。
背番号33。
乙坂智。


LA VIDA ES BELLA.
いいことも悪いこともあるのが人生、それでも「人生は美しい」。


Go Beyond the Limit.


I☆YOKOHAMA!