大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

乾坤一擲の大勝負 #25

2019/08/27(火) 横浜スタジアム
ベイスターズ 5-3 スワローズ
勝 エドウィン・エスコバー 4勝4敗
S 山﨑康晃 3勝2敗27S
負 星知弥 1勝2敗


プロ野球選手は何を目指しているのか。


それは勝利。


そしてその積み重ねで勝ち取る優勝だ。


1960年。
名将三原脩の指揮の下、大洋ホエールズは日本一に輝く。


1978年。
横浜スタジアムに移転したチームは横浜大洋ホエールズに。


大洋ホエールズはその後優勝することなく川崎球場を後にした。


1993年。
日本一戦士の近藤昭仁を監督に迎え、チームは横浜ベイスターズに生まれ変わった。


1996年に就任した大矢明彦の指揮で、ベイスターズ生え抜きの選手を中心にチームは力を付けていく。


1997年。
首位を快走するスワローズは、野村克也監督のID野球で90年代のプロ野球界の中心だった。


そのスワローズを、勝利を知らない横浜の若き戦士たちが追い詰めていく。


選手も、ファンも、誰も知らない優勝争いの醍醐味。


この緊張感こそ、プロのプロたる所以なのだ。


ヤクルトを後一歩まで追い詰めながら、シーズンは2位で終了。


たまにAクラスに入って、ささやかに喜んでいたファンは思った。


2位とは、こんな悔しいものなのか。


野球は、優勝しなければ駄目なんだ。


目の色が変わった選手たちは、1998年シーズンを駆け抜けた。


マシンガン打線。
中継ぎローテーション。
そして、ハマの大魔神。


社会現象にまでなったベイスターズの快進撃は、秋の日本一の栄冠に結実する。


優勝とは、こんなに素晴らしいものなのか!


このまま黄金時代が続くものだとばかり思っていた。


だが、勝負の世界はそんなに甘くなかった。


聞くも涙語るも涙の暗黒時代に突入してしまう。


2011年。
横浜DeNAベイスターズが誕生。


2017年。
チームは、2017年にクライマックスシリーズを勝ち抜き、19年ぶりの日本シリーズ進出を果たした。


だが優勝争いをするのは、21年ぶりなのだ。


「DeNAになってこの時期にこの位置にいるのははじめて。みんなが勝ちに向かって一つになっている」


我らがキャプテンは、その事を良く分かっている。


小さな自分を乗り越えるには、大きな闘いに身を置くことだ。


真剣勝負の中でこそ、本当の力がついていくのだ。


乾坤一擲の大勝負の夏。


優勝するのはベイスターズだ!


横浜の空高く
ホームランかっ飛ばせ筒香


さぁ打て筒香
飛ばせ空の彼方
横浜に輝く大砲
かっとばせホームラン


GO GO TSUTSUGOH!


横浜DeNAベイスターズ。
背番号25。
筒香嘉智。


VAMOS A SEGUIR ADELANTE!
前に、前に、積極的に行こう。


Go Beyond the Limit.


I☆YOKOHAMA!