大田区からハマの星に祈りをこめて

ベイスターズの試合について熱く書いていきます。1試合に1選手。最も心揺さぶられた事に、全力投球! そしてフルスイングで!

まさかは実現する #99

2019/09/19(木) 横浜スタジアム
ベイスターズ 11x-8 カープ
(延長11回)
勝 三嶋一輝 5勝3敗
負 今村猛 3勝1敗1S


絶望が希望へ。
暗雲が晴天へ。
苦悩が歓喜へ。


大事な大事な試合。


エース今永昇太がまさかまさかの7失点。


誰もが終わったと思った。


この試合だけではない。


優勝を争う大事なゲームで致命的なビハインド。


ああ、シーズンが終わってしまうのか。


だが、選手たちは諦めていなかった。


0-7の6回裏。


背番号99が、一振りでスタジアムの空気を塗り替える3ランホームラン。


蒼い韋駄天・代打 梶谷隆幸のグラウンドスラムは、通算100号のメモリアル・アーチ。
記念の一打が一気の同点劇へ。



0-7からの同点劇は、1998年7月のハマスタ・ジャイアンツ戦を思い起こさせる。


復活のエース斎藤隆を打ち砕く松井秀喜、清原和博、高橋由伸のトリプルホームラン。


取られても取られても食らいつくマシンガン打線。


仕上げは佐伯貴弘の打ち直しホームラン。


「もののけに取りつかれたようだ」


権藤博監督が残した名言と共に、あの夏の横浜は、一気に優勝へ駆け抜けた。


人智の想像がつかないドラマが起こる時、奇跡は現実になる。


8回裏にも梶谷の同点タイムリー


延長にもつれる死闘は、嵐のカリビアンが決着をつけた。


ファールで粘りに粘り、カープバッテリーを追い詰める。


最後の最後に振り抜いた打球は、鮮やかな軌道を描き、レフトスタンドへ。


夢か、奇跡か、幻か。


ハマスタが歓喜に包まれる。


まだまだ誰も諦めていない。


横浜には、嵐のカリビアンがいる。


優勝へ向かって、皆で駆け抜けよう!


まさかは実現する。


Going on ソト!
Touch'em all ソト!
君は嵐のカリビアン
見せつけてやれ
パワフルスイング


ソト! ソト! ソト! レッツゴー!


横浜DeNAベイスターズ。
背番号99。
ネフタリ・ソト。


THE LORD IS MY STRENGTH,
I HAVE NOTHING TO FEAR.
失敗を恐れずに挑戦し続けるんだ。主はわたしとともにいる。


FOR THE MOMENT THAT WILL LAST A LIFETIME.
一生残る、一瞬のために。